孫とおばあちゃんで旅行(くれたけ#213)
くれたけ本社より、所属カウンセラーに出される毎月のお題シリーズ。
10月のお題は、『心があったまる話をして下さい』です。
私の心が温まっただけかも知れませんが、ご紹介させて頂きます。
以前、派遣の仕事で、ホテルのレストランスタッフとして
働いていた時、色んなお客様がおられる中で、
私が一番「いいなあ」と心温まる気持ちでいたのが、
孫とおばあちゃんの2人で、宿泊されていたお客様を担当した時でした。
20歳過ぎくらいかと思われる女性(お孫さん)と、
80代(90歳くらいかも)のおばあちゃんのお二人です。
私がそのテーブル担当で、ファーストドリンクの、
オーダーを聞きに行くと、お孫さんが、
「梅酒のソーダ割り」か何かを注文され、
それを聞いて、おばあちゃんが、
「じゃー、私もそれを」と、ゆったりした口調で言いました。
お孫さんは、「えっ!おばあちゃんも飲むの!?」
と驚いて聞くと、
「いいじゃない。こんな時くらい」。
この二人のやり取りを見聞きしていて、なんとも
ほんわかした良い気分でした。
親子2人のお客様もちょこちょこおられます。
高齢の母親と娘、または息子。
(もちろん父親と2人もあります)
いずれも、「仲のいい親子でいいなあ」と、
微笑ましく感じますが、
おばあちゃんと孫娘の組み合わせは、
滅多にありませんでした。
私は祖父母共に、早く亡くなっているので、
おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出というのは、
ほとんどありません。
そのせいか、そういったお客様を見ると、
凄く羨ましく、微笑ましく感じていました。