べき思考

「べき思考」とは、ストレス状態に陥り易い固定化した考え方の一つで、
「~すべき」、「~すべきでない」と考えることを言うそうです。

この考え方が強い人ほど、自分を精神的に追い込みストレス過多になり、
うつ病や適応障害、不安障害、不眠になりやすくなるとの事です。

この事を知った時に、

男なので、男らしくすべき。
成功する為には、努力すべき。
言い訳や弱音を、吐くべきでは無い。

等と普段から思っていた私は、

「げっ、もろに自分の事やっ⁉︎」と思いました。

自分の考え方のせいで、成るべくして鬱になったんだと、
思いましたが、完全に回復した今は、その考え方に
後悔はありません。

鬱から完治し、その事で多くを学び、さらに、
カウンセラーになり、多くの他のカウンセラーと話す事で、
自分を受け入れて、自分を認め、自分を責めない事も
ある程度身に付けました。

鬱になった事は、残念な事でしたが、
その考え方故に、多くの人に受け入れられたり、
信頼されたりもしたと思います。

これから、気を付ければいいと思っています。

不調の時は、この様に前向きに考えたりする事は、
全く出来ませんでした。
しかし今、人生を悲観的にしか考えられない苦しい状況の人と同じ様に、
当時人生を絶望していた者が、この様に復活して
前向きに考えられる様になっている事実を
知っておいて欲しいと思います。

投稿者プロフィール

大野快人
大野快人くれたけ心理相談室(三重県 津支部)心理カウンセラー
三重県津市を拠点に、ご自宅への訪問やカフェでの、心理カウンセリングを承っております。自分1人では気付けなかった、心の中にある本当の気持ちを、一緒に探すお手伝いをさせて頂きます。

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