自分を責めないで

先日DVDで見た『レインツリーの国』という
映画で、聴覚障害を持つ主人公が、職場で不当な
扱いを受けているシーンがありました。

現実でも、以前ホテルの飲食業で働いていた時、
同様の事を目にした事が、何回かあります。

発達障害の若い人に対して、
障害者雇用の枠で採用しているにも関わらず、
職場内にその情報が共有されてなかったり、

仕事や理解が遅い事に腹を立て、怒鳴ったり、
コミュニケーションが上手く出来ない事を
馬鹿にしたり。

私が経験した鬱(うつ)も同様ですが、
発達障害も、人によって症状も程度も様々ですので、

その発言や行動が症状によるものなのか、
個人の性格や、怠慢なのかが分かりにくい為、
周りから理解されにくい事が、事実としてあります。

その事で、辛い思いをする事もあると思いますが、
「こんな事も出来ない自分が悪い」
「こんな私でも雇ってくれてるのだから」等と、

自分を、責めないで欲しいと思います。

正しく理解して、味方になってくれる人も必ずいます。
誠実にきちんと対応している、会社も職場も
たくさんあります。

1人で抱え込んだり、我慢したりせずに、
相談して欲しいと思います。

その為に、我々心理カウンセラーはいるのですから。

投稿者プロフィール

大野快人
大野快人くれたけ心理相談室(三重県 伊勢支部)心理カウンセラー
三重県伊勢市を拠点に、ご自宅への訪問やカフェでの、心理カウンセリングを承っております。自分1人では気付けなかった、心の中にある本当の気持ちを、一緒に探すお手伝いをさせて頂きます。

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