自分を責めないで
以前、小説で読んだ
「レインツリーの国」という作品
でも、聴覚障害を持つ主人公が、
職場で不当な扱いを受けるシーンが
あり、考えさせられました。
私が経験した「うつ」もそうですし、
世の中の人に理解されにくい病気
や症状は、たくさんあると感じます。
数年前にホテルの飲食業で働いて
いた時、同様の事を目にした事が、
何回かあります。
発達障害の若い人に対して、
障害者雇用の枠で採用しているにも
関わらず、職場内にその情報が共有
されてなかったり、
仕事や理解が遅い事に腹を立て、
怒鳴ったり、コミュニケーションが
上手く出来ない事を馬鹿にしたり。
鬱(うつ)や発達障害も、人によって
症状も程度も様々ですので、
その発言や行動が症状によるもの
なのか、個人の性格や、怠慢なのか
が分かりにくい為、周りから理解
されにくい事が、事実としてあります。
その事で、辛い思いをする事もある
と思いますが、
「こんな事も出来ない自分が悪い」
「こんな私でも雇ってくれてるのだから」等と、
自分を、責めないで欲しいと思います。
正しく理解して、味方になってくれ
る人も必ずいます。
誠実にきちんと対応している、会社も
職場もたくさんあります。
1人で抱え込んだり、我慢したりせずに、
相談して欲しいと思います。
※発達障害等でお悩みの方(ご家族の方)
は参考にして下さればと思います。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(三重県 伊勢支部)心理カウンセラー
-
三重県伊勢市を拠点に、ご自宅への訪問やカフェでの、心理カウンセリングを承っております。自分1人では気付けなかった、心の中にある本当の気持ちを、一緒に探すお手伝いをさせて頂きます。
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