2種類の感情
セクハラ、パワハラもそうですが、昨日のブログ
で書いたカスハラも、時代と共に激しく
変化している、価値観や、多様性によるところが
大きいのではないでしょうか。
その時代はそれが当たり前だった事が、
令和の現在では、「非常識」であったり、
「犯罪」にまでなってしまったり。
そういった事により、世代の違うお互いに、
感覚の違いで悩む事も多々あると思います。
心理学的に言うと、感情には2つの種類があります。
①【基本情動】
「恐怖」「怒り」「悲しみ」「喜び」「驚き」「嫌悪」
②【社会的感情】
「正義感」「誇り」「罪悪感」「恥」「感謝」「愛」
①の基本情動は、文化や環境等の外的な要因の
影響を受けにくいとされており、人間なら誰でも
感じる感情です。
(人間以外の動物でも感じる事があります)
それに比べて、②の社会的感情は、「人間にしか
見られない感情」と言われていますが、
これが、個人によって世代によって、大きな差
がある為に、人間関係のトラブル繋がる事が
ありますね。
◆「そんな事したら、今はもう犯罪になる事が
分からないかな?」
◆「そんな事言って、恥ずかしくないか?」等。
様々な価値観や、多様性が叫ばれる時代ですので、
色んな意見があるとは思いますが、
この②「社会的感情」の様々な差が、
問題や悩みに繋がる事があるという事を、
理解しておくだけでも、
心の余裕に繋がるのではないでしょうか。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(三重県 伊勢支部)心理カウンセラー
-
三重県伊勢市を拠点に、ご自宅への訪問やカフェでの、心理カウンセリングを承っております。自分1人では気付けなかった、心の中にある本当の気持ちを、一緒に探すお手伝いをさせて頂きます。
大野快人のプロフィールはこちらからご覧ください。
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